●WindowsPCを使う 基礎編 その4
前回のファイルやフォルダの話を踏まえたうえで今回は、エクスプローラーの操作方法を解説します。
1.エクスプローラーの起動
エクスプローラはデスクトップアイコンの「コンピュータ」や「ネットワーク」・「ゴミ箱」等を起動するとあらわれるウインドウです。画面下にあるタスクバーにフォルダのアイコンがある場合それをクリックしても起動します。
パソコンの操作の大半はエクスプローラーの操作かもしれません。エクスプローラーの機能としてはコピー、移動、削除(ゴミ箱への移動の場合もある)、名前の変更、ショートカットの作成、情報の表示等が主な機能です。
2.ファイルのコピーと移動
エクスプローラーでファイルのコピーや移動を行う場合メニューの操作で行う場合とキーボード+マウス操作でおなう場合があります。
メニューで操作する場合、コピーや移動したいファイルを右クリックします。すると以下のようなメニューが表示されます。
ここで移動を行う場合は「切り取り」をクリックし、コピーする場合は「コピー」をクリックします。
その後ファイルを移動またはコピーする先のフォルダをエクスプローラーで開き貼り付けを押すと完了します。
またマウス+キーボードで操作する場合、エクスプローラーの画面を2枚開きます。
一方はコピーまたは移動元のフォルダでもう一方はコピーまたは移動先のフォルダを開き、移動したいファイルの上にマウスカーソルをあわせで左ボタンを押したままマウスをもう一方のエクスプローラーのウインドウ上に移動して左ボタンを離します。
(この動作をドラッグアンドドロップといいます。)このとき移動元のフォルダと移動先のフォルダが同じドライブの場合移動になり違うドライブの場合はコピーになります。
同じドライブでファイルをコピーしたい場合はこの動作を[CTRL]キーを押したままで行うとコピーになり、違うドライブで移動させたい場合は[Shift]キーを押したままドラッグアンドドロップします。
3.その他の動作
その他の動作としては、「削除」と「名前の変更」・「ショートカットの作成」があります。メニューでの操作の場合それぞれのメニューを選択することで実行できます。(名前の変更は、メニュー選択後に新たな名前をキーボードから入力します。)
マウス操作+キーボードの場合、削除は対象ファイルをクリックして[DEL]キー、名前の変更は名前の上をクリックし新たな名前を入力、ショートカットは[CTRL]と[Shift]を両方押したままドラッグアンドドロップします。
ファイルの詳細情報はそのファイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックすると表示されます。