●WindowsPCを使う 基礎編 その3
1.ドライブ・ファイル・フォルダ
Windowsではドライブ(ストレージ)にドライブ名としてC:、D:といったアルファベットの名前がつけられるこれはWindows以前のOSであるMS-DOSと言うOSからの流れで決められたことでOSがインストールされていないPCにOSをインストールするとCドライブ(C:)にOSがインストールされる。
ハードディスクのような大容量のストレージでは1つの装置の中身をパーティションと言う形で分けることもできる。分けたストレージは認識された順にC、D、E・・・と言う名前がつけられる。
A:とB:がないのはその昔、A:とB:はフロッピーディスクが割り当てられるようになってる。USBのフロッピーディスクを取り付けるとA:やB:ドライブとして取り扱われる。
ドライブの中にはファイルやフォルダを作ることができる。
ファイルはフォルダ(ディレクトリとも言う)の中に作ることもでき、フォルダの中にフォルダを作ることもできる。このようにフォルダの中にフォルダを作る構造を階層化ディレクトリと呼ぶ。
2.絶対パスと相対パス
Windowsでは、ファイルを保存する場所をパス(道筋)と言う形で表現する。パスには絶対パスと相対パスと呼ばれるして方法があり、絶対パスはドライブ名からすべてのフォルダ名を¥記号で区切りファイル名を表現する方法です。
また、相対パスは現在のフォルダ(カレントフォルダ)から見たパスをいいます。
絶対パスの例
D:¥写真¥P20150115.JPG
という絶対パスがあったとするとDドライブの写真というフォルダの中にあるP20150115.JPGというファイルです。
相対パスの例
D:¥写真 というフォルダにP201501というフォルダとP201412というフォルダがあったとしてP201412フォルダから見たP201501にあるPIC0110.JPGというファイルは..¥P201501¥PIC0110.JPGとなります。
ここで出てくる..はP201412フォルダを含んでいるフォルダ(一つ上のフォルダと呼びます。
この例の¥や.等は特殊文字であるためわざと全角文字で書いている事に注意してください。
Windowsではこのようなフォルダの移動やファイル操作をエクスプローラーというファイルマネージャで操作することで階層化ディレクトリやドライブをあまり意識することなく使うことができます。
またWindowsではPCの特定フォルダをネットワークストレージとして扱うことができます。(共有フォルダ)