●WindowsPCを使う OSの機能編 その2
PCの電源はデスクトップパソコンかノートパソコンによって変わります。
デスクトップPCの場合電源がAC電源のみなのでノートパソコンによる電源設定についてここでは触れておきます。
ノートパソコンでは、電池による動作とAC電源による動作を設定できます。
設定できる内容は以下のとおりです。
1.スリープ解除時のパスワード保護
2.電源ボタンの動作の選択
3.カバーを閉じたときの動作の選択
4.電源プランの作成
5.ディスプレイの電源を切る時間の設定
6.コンピューターがスリープ状態になる時間を変更
があります。
これらの設定で3.5.6.の3つなのでこれらの設定について説明します。
●カバーをとしたときの動作の選択
この設定では、「カバーを閉じたときの動作」にバッテリ駆動時の動作と電源に接続時の動作があり、それぞれに「何もしない」、「スリープ状態」、「休止状態」、「シャットダウン」の選択肢があります。
●ディスプレイの電源を切る時間の設定とコンピュータがスリープ状態になる時間を変更する設定は同じものです。
「ディスプレイを暗くする」、「ディスプレイの電源を切る」、「コンピューターをスリープ状態にする」という項目があり、バッテリ駆動時と電源に接続時の動作を設定でき、それぞれに時間となしという選択肢があります。
この設定により、コンピュータを常時電源オンにした状態やバッテリの消耗を抑える設定が可能になります。
たとえば電源接続時に常時起動したままにする場合は、カバーを閉じたときの動作でカバーを閉じたときになにもしないを選択してコンピュータをスリープ状態にする時間の設定をなしにします。