●さまざまなデバイスを使う 序章
さまざまな、デバイス(外付け装置)を使う方法として最近はUSB(Universal Serial Bus)でつなぐ方法がメインになりつつあります。
初期のパソコンは、マザーボードに直結しているISAバスやPCIバスと呼ばれるバス(データを双方向に伝送する回路)に一定の規格に従った基盤を取り付けることで、カメラをつないだり、ネットワークカードをつないだり、ハードディスクをつないだりしていました。(PCIバスは今でもデスクトップについているものがあります。)
このタイプ(PCIやISA)で接続するとマザーボードと直接つながっているためかなり早い伝送速度が得られます。
ノートパソコンなどには、今でもありますがPCカードと呼ばれるISAやPCIベースの接続方法がありました。
最近のPCはUSBで接続するデバイスがほとんどです。これはUSBの伝送速度が速くなったために、接続して使えるデバイスが増えてきたといえます。
基本的に、デバイスを使うためにはデバイスドライバーと呼ばれるハードウエアを使うためのソフトウエアが必要で接続する前に、インストールしておく必要があります。
USBでデバイスを使うためにはUSBポートに使いたいデバイスと差し込むとデバイスの種類を自動的に認識してドライバーをインストールしたり使える状態にします。
この機能をPnP(プラグアンドプレイ)と呼んでいます。
USBポートにBluetoothアダプタを接続したり、ノートパソコンでBluetoothが内蔵されているPCでは無線でさまざまなデバイスを使うことも可能です。